被爆75年
更新日:2020/08/06
本日、8月6日は日本がアメリカによる原爆投下(6日:広島、9日:長崎)の惨禍から75年を迎えます。
広島市の平和公園では平和記念式典が開かれ、原爆投下時刻の8時15分に原爆死没者を追卓し、黙とうが捧げられました。例年であれば、千葉土建からも原水爆禁止世界大会(広島や長崎)に代表を送り、平和記念式典にも参列しているところですが、今年は新型コロナウィルスの影響で参加者を大きく縮小しての開催となりました。
2017年に国連で採択された核兵器禁止条約は40カ国が批准、発効まで残り10カ国に迫っています。日本は、核兵器を投下された世界で唯一の被爆国です。核兵器や戦争の惨さを身をもって知っているのにも関わらず、核兵器禁止条約に批准をしていません。
コロナウィルスが日本においても猛威を振るっていますが、安倍首相はリーダーシップを発揮せず、雲隠れ状態です。安倍首相は、憲法9条(平和憲法)改憲を任期中にやり抜く姿勢を見せていますが、まずやるべきは、目の前で脅かされている国民の命を守るために尽力することだと思います。そして、核兵器のない国際平和を実現するために核兵器禁止条約に批准をすることが求められています。
核兵器禁止条約とは?
核兵器禁止条約とは、核兵器の全廃を目指した国際条約であり、2017年3月国連の本部にて、核兵器禁止条約の交渉する会議に124ヶ国が参加し、122か国が賛成し、採択されました。しかし、この核兵器禁止条約に日本は参加していません。