神奈川二陣東京高裁判決 全員勝訴!!
更新日:2020/09/07
建設現場などで使用される建材に含まれるアスベスト(石綿)を吸い込み肺がんなどの健康被害を受けたとして神奈川県の元建設労働者やその遺族ら64人が国とメーカー43社に損害賠償を求めた神奈川訴訟第二陣の控訴審判決が8月28日に出され、裁判では国と建材メーカーの責任を認め、総額約9億円の損害賠償を命じる判決が言い渡されました。
また、今回は一審横浜地裁では「一人親方は労働安全衛生法上の労働者ではない」とした一審判決を覆し、個人事業主である一人親方に対しても国の賠償責任を認め、原告全員の賠償が認められました。
一人親方について国の責任が認められたのは全国で6件目です。
また全国各地で国の責任を認める判決が続き、原告勝訴は13回連続になりました。
9月4日には第二陣東京地裁判決が出ます。
アスベスト被害者への救済を求めた署名も組合で取り組んでいますが、こうした取り組みがアスベスト被害者救済を大きく後押しすることになります。
引き続き組合で取り組むアスベスト署名にご協力をお願いいたします。