国に14連勝!アスベスト東京2陣東京地裁判決
更新日:2020/09/16
9月4日、首都圏建設アスベスト訴訟東京2陣の判決が東京地裁で言い渡され、国には14度に渡り勝訴しました。
これまでの東京1陣訴訟東京地裁・高裁判決では企業責任を認めていなかったが、この判決を覆し「建材企業は石綿粉塵暴露により石綿関連疾患を発する危険性を具体的予期することができた」とし、建材企業を断罪しました。
判決は、原告113人(被害者106人)は国・建材メーカーに勝訴し、合計8億4673万円の支払いを命じる判決が言い渡されました。
千葉土建原告 全員勝訴
残念ながら解体工の一人親方は救済対象から除外されましたが、千葉土建の原告である3人(被害者3人)全員が救済される判決となりました。
闘いの舞台は最高裁判へ
今回の判決は全面勝訴するために高等裁判所で闘うことになると思いますが、すでに1陣訴訟では建設アスベスト訴訟初の最高裁判所で闘いが行われています。判決は年度内が予想されており、原告をはじめ私たちは、全員が勝利するまで闘うことを決意し、いまできる公正判決を求める署名を積み上げています。
全面勝利に向け引き続き、アスベスト訴訟へのご協力をお願いします。