参議院選挙がおわり、柏市議会議員選挙へ
更新日:2019/07/24
野党共闘統一候補に一定の成果
21日投票が行われた参議院選挙で、選挙区と比例代表を合わせた124の改選議席すべてが決まりました。
焦点となっていた全国32の1人区は、自民党が22議席、野党の統一候補が10議席を獲得しました。野党側は東北や新潟、大分などで接戦を制して前回3年前並みの議席を獲得し、候補者の一本化が一定の成果をあげたとしています。
自民・公明両党は改選議席の過半数にあたる63議席を上回る71議席を獲得しました。自民・公明両党と日本維新の会を合わせた憲法改正に前向きな勢力の合計は81議席で、非改選の79議席を合わせても改正の発議に必要な参議院全体の3分の2にあたる164議席には届かず、3分の2を維持できませんでした。
組合の要求として挙げていた「憲法と平和を守る政府を実現させよう」という想いに反する憲法改悪を安易に行わせない結果にはつながりましたが、今後の動向に目を向け継続して声を挙げていかなければなりません。
国政選挙として戦後2番目に低い投票率
総務省のまとめによると、選挙区の投票率は、48.80%と、50%を下回り、平成7年の44.52%に次いで、国政選挙としては、戦後2番目に低くなりました。
全体の投票率が低下していることも問題ですが、今後の日本を支える次世代層が投票に行かないことも課題です。政治のしくみを学んでいようと、政治を生かすとりくみ自体がなければ意味を成しません。まず親が、家族が、仲間が自分たちの権利を行使することを伝えていかないといけないのではないでしょうか。
今後の選挙予定は、2019年8月4日(7月28日公示)に柏市議会議員選挙が控えています。わたしたちの生活を支える、より身近な選挙となります。みんなで投票へ行きましょう。