1.22核兵器禁止条約が発行されました！

更新日:2021/02/02

  千葉土建は、組合の仲間が安心してくらせる社会実現のために、核兵器保有について反対の運動を続けてきました。毎年、行われる3.1ビキニデーや7月の平和行進、8月に広島長崎で行われる原水爆禁止世界大会に代表を送り出し、署名活動などを行ってきた結果、2021年1月22日に国連で核兵器禁止条約が発効されました。

 

  核兵器禁止条約は、将来的な核兵器の全廃へ向けた、核兵器を包括的に法的禁止とする初めての国際条約です。現在、批准している52の国が対象となり効力が発生してくるわけですが、米国、英国、フランス、中国、ロシアの核保有五大国のほか、米国の「核の傘」の下にある日本や韓国も参加していない状況です。

 

  日本は、世界で唯一の戦争被爆国でありながら、菅総理は、「わが国の立場に照らし、条約に署名する考えはない。引き続き核軍縮の進展に向け、立場の異なる国々の橋渡しに努める」と強調するのみでした。同条約は核兵器の開発や保有、使用に加え、核による威嚇や自国領域への配備容認を禁止することになっていて、日本が掲げている「非核三原則」とも合致する内容です。核兵器のない安心した社会を実現するために、署名のとりくみの際には、ご協力をお願いします。